保険治療について
針灸指圧マッサージは、健康保険証で治療をお受けいただくのに疾患の制限があり
針灸は「主として神経痛、リウマチ、頸腕症候群(腕のしびれ)、五十肩、腰痛症及びむちうちの後遺症等の慢性的な疼痛を主症とする疾患」
指圧あんまマッサージは「筋麻痺や関節拘縮等」
の症状がなければ受けられないと法律で定められています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/jyuudou/index.html
(「柔道整復師の施術を受けられる方へ」の下に載っています)
例えその症状がある場合でも、針灸マッサージは手技料の保険点数が低く、出ても数百円から千円ほどで、歩行困難で出張費が認められなければ保険で受ける意味があまりありません。
厚生労働省 医療保険 療養費について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken13/dl/160923-02.pdf
保険で針灸指圧マッサージがより受けやすくなるよう制度の改善が望まれますが
ご自身がひざの痛みやお怪我などをされて歩行困難の時にはご相談ください。
またお知り合いで寝たきりや歩行困難の方、特にお一人暮らしの方などいらっしゃいましたらぜひご紹介いただけましたら幸いです。
*針灸・マッサージに保険を使うには、あらかじめ医師の発行した同意書又は診断書が必要です。
かかりつけのお医者さんや整形外科の先生などに下PDF書類をお持ちになり
「針灸(又はマッサージ)を受けたいので同意の方お願いします。」とよくお願いなさって下さい。
(ダウンロードできない方はご連絡下さい。用紙をお送りいたします。)
針灸同意書PDF
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/todoke/kokuho/pdf/qfu_doui_ha.pdf
指圧あんまマッサージ同意書PDF
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/todoke/kokuho/pdf/qfu_doui_ma.pdf
保険での治療 お受けになるまでの流れ
ご連絡いただきましたら、担当スタッフがご自宅までお伺いし、治療をお受けになるまでのお手続きをご説明いたします。ご説明とお試しの施術には料金はかかりません。
1お体の具合をお聞きします。
2保険治療での同意書のいただき方や料金についてご説明いたします。
3指圧マッサージ、または針灸をお試しになっていただきます。
保険で治療をお受けになる諸注意
・同意書は初めて受診するお医者様からはご交付いただけません。
何度か受診し、症状をご確認いただいたのちご記入いただいて下さい。
・同一症状名での他の医療機関での受診はできません。
たとえば接骨院で頚椎捻挫の治療を受けながら同じ病名で針灸の受診はできません。
(捻挫の治療を受けながら神経痛の針灸治療はお受けになれます。)
病院で「病名」が重ならないようお伝え下さい。
・3ヶ月毎、口頭での再同意が必要になります。
治療を受けて症状がどのように変化しているかお医者様から確認をしてもらう必要があります。
歩行困難が改善しましたら出張での保険は利かなくなります。
※保険での施術は20分程ですが、当院では自費で2000円分の施術をお受けいただくようにお願いしております。
合計40~50分の施術になります。(20分では充分に効果が得られないため)
恐れ入りますがご了承のほどお願いいたします。